松本洋一郎のフレームビルダー的な日々
クロモリオーダーフレームの製作、クロモリフレームの修理・改造の進展状況。パーツなどの新製品や、新入荷品の紹介、イベント情報。活動報告など、サイクルスポーツに関するいろいろ。
早く楽に走る方法
2008年08月28日 (木) 20:24 | 編集
いつもいろいろな話題を提供してくださるチームホイ・DOの蘓武会長から、またしても新しいお話を聞きだしました。
氏は昨日まで長野県に出かけていたそうです。
では、何をしに行ったかと言うと、なんと、タカギマモルという方に、楽に早く走る方法を指導してもらうためだそうです。
マンツーマンだったので講義料は二日間で2万5千円支払ったとのことですが、ワタクシはタダでその奥義を拝聴することが出来ました。
ワタクシ一人だけの胸のうちにしまいこんでおくのはもったいないので、又聞きながらその、一端をご紹介したいと思います。

そのつぼは、自転車と人間を合わせた重心は,常に自転車のホイールベースの真ん中に置くことに限る!

それを応用すると、
平地を時速40キロで楽に走るためには、ハンドルとサドルの高さをほぼ同じにして上半身を起こす。
ギヤは好きなギヤでよい。
サドルの取り付け位置は出来るだけうしろの方。
クリートの位置は親指のポールポジションよりも、ずっとうしろの方。
可能ならば、すねの骨の延長上にペダルシャフトが来るようにする。こうすることによって脚の力がストレートにペダルに伝わる。
クランクの長さは長い方がてこの原理が働くので良い。
蘓武氏は175ミリを勧められたそうだ。
こんな感じで、実際に一緒に走ってみたところ時速40キロ付近で息を切らせることもなく約15キロを走りきったそうだ。
しかも、ほとんど疲労感が残らなかった、という。
まさに、脅威の走り方である。
ただし、欠点は上半身がかなり起きているので、ヨーロッパの選手のフォームを見慣れた我々にはかなりカッコ悪く見えること。
そこで思い出したのは、かつてベルギーのプロチームのヒタチで走り、ジロデイタリアを日本人で初めて走った市川敏雅選手のフォームです。
彼の自転車は、ハンドルがサドルよりも1センチほど高い位置にありました。
タカギという方の考え方も、市川選手に近いものがあるとタカギさん本人が言っていたそうです。

以下、次号。

タカギさんのブログ http://www.takagi-masaru.com/


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